News

最新ニュース


2019.09.20
普及活動

受験生応援企画第3弾


受験生応援企画第3弾は、社会科学部2年DB三城旭。

啓明学院という他大学の系属校から自己推薦入試制度を利用して早稲田大学に入学という異色ともいえる受験経歴を持つ選手について取り上げる。


《父の影響で始めたフットボール》


アメフト好きであった父の影響で幼少期からアメフトの試合を見ていた三城は、実際にプレーをすることに強い憧れを持っていた。そんな三城が入学した中学校は中高一貫校である啓明学院、アメフト部の存在を知った三城は入学しまもなく入部を決意した。



高校でもアメフトを続けた三城は週6回の練習に加え、午前7時から始まる朝練、昼休みに行われるミーティングの日々を引退する3年の秋まで送った。


そんな過密なスケジュールに加え、大学系属校に所属していた三城はなぜ外部受験をし、早稲田を目指したのか。


《視野を広げたかった》

高校の9割以上が内部進学をする中、早稲田大学を受験した理由を彼はこう語った。


「自分自身を人間関係や場所など、新しい環境に置くことで人としての視野を広げたかった」と。


よく聞くような理由かもしれない、だが彼は本気だった。早くても9月引退、勝ち進めば12月まで続く高校アメフトの秋シーズン、周りは受験もなく練習に打ち込む中、三城は少ない時間を絞り出し、一般入試に向けた勉強をする生活を続けていた。


彼の同期や担任はそんな三城の姿を見て、とても応援してくれたという。その応援もまた、彼の力となった。


《自己推薦という選択肢》


高校3年の9月、三城の中で新たな選択肢が生まれた。それは自己推薦入試を受験するということであった。自己推薦入試は高校時の成績、出欠、学業やスポーツ等の実績による書類と志望理由書による選考を行った後に、小論文と面接試験を行い、合否が決まる形態である。


「この紙面上だけでなく人となりを評価してくれる受験形態に魅力を感じた」


三城は出願条件が満たせたことと、担任の後押しもあり自己推薦入試の受験を決意した。


自己推薦入試対策として、出願までは志望理由書のクオリティを上げることに努めた。そして出願後は小論文の対策のために時事問題や国際情勢などの知識をネットや参考書で勉強し、論理性のある文章を書く練習を行い、面接試験対策では学校の先生の協力により模擬面接を行なっていた。



三城のシーズンは11月まで続き、受験生としてはとてもハードなものとなったが、日々の努力が実り、自己推薦入試によって早稲田大学に無事合格することができた。


《受験生の皆様へ一言》

「僕が皆さんに伝えたいことは、受験は強い気持ちを持って臨んでほしいということです。僕は、小論文試験の一週間前の試合で利き手の右手を骨折し手術を余儀なくされ利き手がほぼ使えないという状況まで陥り、一時はもう今年は早稲田を諦めようと考えていました。ですが、こうやって僕が今早稲田に通えているのはあの時に『早稲田に入りたい』という強い気持ちがあったため諦めきれなかった結果なのだと思います。なので皆さんもこれからどんなことが起ころうとも自分のやってきたことを信じ強い意志を持って全力で受験に挑んでください!BIG BEARSで会えることを楽しみにしています!」


大学受験形態は今やペーパーテストにとどまらない。自分自身の実績を大学にアピールすることができれば合格への新たな選択肢を手に入れることができる。自己推薦入試制度を用いて受験するという三城の選択は合格という成功を生んだ。



新天地早稲田で青から一転臙脂のジャージに袖を通すという三城のもう一つの“選択“もまた彼にとって成功をもたらすだろう。